名前に「油」という文字が入っていることや、ホルモンを油で揚げている製法から「脂質まみれで体に悪いのではないか」と敬遠されることがあります。しかし、製造工程と栄養成分を正しく知ると、そのイメージは大きく覆ります。
油かすを作る工程では、長時間じっくりと熱を加えることで原料のホルモンに含まれる脂分の約8割が油中に溶け出します。仕上がった油かすは、脂の塊ではなく「肉の繊維とコラーゲンが凝縮した状態」になっているのです。
油かすの100gあたりのカロリーはおよそ500〜600kcalと数値上は高めですが、一般的な料理で使う量は1杯あたり15〜30g程度(約75〜150kcal)に過ぎません。さらに栄養素の内訳を見ると、豊富なタンパク質と良質なコラーゲン、鉄分や亜鉛などのミネラルがたっぷり含まれており、糖質はほぼゼロ。適量をトッピングとして楽しむ分には、美容や体力づくりにも適した栄養価の高いスタミナ食材と言えます。