玉ねぎの追肥時期で差がつく!大玉収穫とトウ立ち防ぐ止め肥の鉄則を詳しくリサーチ! 知っておきたい 重要ポイントを分かりやすく展開します。
玉ねぎの品種は、極早生・早生・中生・晩生(中晩生)に大別され、それぞれ球の肥大開始時期が大きく異なります。そのため、追肥の回数や完了すべきデッドラインは一律ではありません。地植え栽培とプランター栽培での要求差異も含め、栽培指針を一覧表にまとめました。
栽培タイプ・品種区分詳細・数値データ(施肥回数・時期)一般的な基準・相場(1㎡あたりの施肥量)編集部の見解・評価極早生・早生玉ねぎ
(収穫:4月〜5月上旬)計2回
1回目:11月下旬〜12月上旬
2回目:1月中旬〜2月上旬(止め肥)化成肥料8-8-8で約30g/㎡
(2回合計で約60g/㎡)早生玉ねぎ追肥時期は前倒しが鉄則。2月中旬以降の施肥は病気と腐敗を招くため完全終了が必須。中生・晩生玉ねぎ
(収穫:5月下旬〜6月中旬)計2〜3回
1回目:12月中旬
2回目:1月下旬〜2月上旬
3回目:2月下旬〜3月上旬(止め肥)化成肥料8-8-8で約30〜40g/㎡
(総量90〜100g/㎡)晩生玉ねぎ追肥時期の限界線は「3月中旬」。長期貯蔵を狙う品種ほど止め肥の徹底が品質を担保する。プランター・ベランダ栽培
(深さ20cm以上の容器)計3回(水やりによる流亡補填)
12月上旬 / 1月中旬 / 2月下旬化成肥料1株あたり2〜3g
または液体肥料を週1回(500倍)プランター玉ねぎ追肥時期は用土の容量が限られるため、薄い追肥を回数で刻む管理が根焼けを防ぐポイント。
地域差(中間地・暖地・寒冷地)による影響も考慮しなければなりません。寒冷地(東北や北海道等)では春植え栽培が主流となる場合があり、その際の追肥サイクルは雪解け後の4月から5月へと完全にシフトします。一方、関東以西の一般的な中間地・暖地においては、上表のスケジュールが標準的な設計図となります。