ヤマボウシ剪定の時期と失敗回避術!花が咲かない原因と整え方

ヤマボウシ剪定の時期と失敗回避術!花が咲かない原因と整え方

ヤマボウシ剪定の時期と失敗回避術!花が咲かない原因と整え方にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

「植え付けて数年はきれいに咲いていたのに、急に一輪も咲かなくなった」という悩みの約80%以上は剪定時期の過誤による花芽の切除に起因します。

ヤマボウシは、初夏(5〜6月)の開花を終えた直後、7月〜8月の夏季に枝先へ翌年春に咲く花芽を形成します。秋から初冬にかけて、枝先を丸く刈り込むような剪定を行ってしまうと、すでに準備されていた花芽をすべて切り落とすことになります。これが花が咲かない理由の典型例です。

冬の落葉期に枝を観察すると、先端にふっくらと丸みを帯びた「花芽」と、細長く尖った「葉芽(はめ)」が肉眼ではっきりと識別できます。ヤマボウシ実のつき方を楽しみたい場合も同様で、受粉して結実する花を残すためには、花芽がついている短い充実した枝(短枝)を温存し、徒長した不要な枝だけを根元から間引く技術が求められます。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。