ホンダのコマーシャルといえば、センス溢れる選曲が常に音楽ファンの間でも語り草になります。N-BOXのCMソングには、軽快なアコースティックギターのリフやソウルフルなボーカルが響く洋楽の名曲、あるいはCMオリジナルのリメイクアレンジが巧みに使われています。
歴代シリーズを通じて、心地よい朝のドライブを想起させる60〜70年代のクラシック・ポップスから、現代のインディー・ポップ、グルーヴィーなR&Bまで幅広いジャンルが採用されてきました。ホンダの音響チームは「車内の開放感や走りの軽快さを音で直感的に伝えること」を重視しており、メロディの立ち上がりやリズムのテンポ感は車両の走行シーンとミリ単位でシンクロするように綿密に編集されています。
「あの洋楽の歌手は誰?」と気になった視聴者が楽曲検索アプリで調べたり、ストリーミングサービスのプレイリストでリピート再生したりする現象が定着しており、映像のみならず音楽カルチャーの発信源としても機能しています。