メディア展開が複雑化した本作において、新規参入者が特に混乱するポイントは明確に3点存在します。
罠1:『ダンガンロンパ2』のアニメを探してしまうミス
第1作のアニメ『ダンガンロンパ The Animation』を視聴し終えた方が次に探してしまうのが、「ダンガンロンパ2のアニメ」です。断言しますが、『スーパーダンガンロンパ2』を直接アニメ化した作品は存在しません。ナンバリングの『2』は、ゲームのシステムそのものが事件の真相と密接に結びついたギミックを多数搭載しているため、テレビアニメという媒体への移植が不可能であったという制作上の背景が存在します。アニメだけを追おうとして『ダンガンロンパ3』へジャンプしてしまうと、未履修の『2』の重要ネタバレを浴びて即死することになります。
罠2:アニメ『3』を各編ごとに一気見してしまうミス
「ダンガンロンパ3 未来編 絶望編 見る順番」には、アニメ史上でも極めて珍しい視聴規約が設定されています。2016年の地上波放送時、本作は同週に「未来編」と「絶望編」がそれぞれ別の枠で並行放映されていました。
鑑賞順序は、【未来編1話】→【絶望編1話】→【未来編2話】→【絶望編2話】……というように、必ず1話ずつ交互に進めてください。未来編で提示された疑念の根拠が、直後の絶望編で描かれる過去の出来事によって解き明かされ、両編が最終話で交差した後に、真のグランドフィナーレである特番『希望編』へと着地します。配信サイトで片方の編を一気見してしまうと、ミステリーとしての整合性とカタルシスが著しく減退します。
罠3:アニメ『3』とゲーム『ニューダンガンロンパV3』の混同
「3」という同一の数字を冠しているため、「アニメ『3』のゲーム化が『V3』なのか?」という誤認が後を絶ちません。両者は完全に別個の作品です。アニメ『3』は、第1作から続いた「希望ヶ峰学園シリーズ」を完全に締めくくる終章です。一方、ゲーム『ニューダンガンロンパV3』は、タイトルに「New」と「V」を冠し、世界観の再構築を意図して制作された独立作となっています。