インターネット上の掲示板やSNSでは、時折「岸田タツヤって仮面ライダー出身だよね?」「ライダーで変身していた気がする」といった声が散見されます。この認識ギャップが生まれる理由は主に3点あります。
第1に、「日曜朝の特撮枠(ニチアサ)」という共通フォーマットです。スーパー戦隊シリーズと仮面ライダーシリーズはテレビ朝日系列で連続して放送されているため、視聴者の記憶の中で「ニチアサで活躍していたクール系イケメン=仮面ライダー俳優」と混同されやすい構造があります。
第2に、『仮面ライダーウィザード』出演の事実がファンの口コミで拡散されたことです。「実はウィザードにも出ていた」というトリビアがSNSで定期的に話題になるため、「仮面ライダーに出演していた」という言葉だけが一人歩きし、メインライダー役だったと勘違いする層が一定数生じました。
第3に、バンバというキャラクターが持つダークヒーロー的雰囲気です。正統派の熱血レッドとは対照的に、黒を基調とした寡黙な戦士像は、近年の『仮面ライダー』作品に登場するライバル戦士や2号ライダーの造形と親和性が高く、記憶の書き換えを後押ししたと考えられます。