小倉名門・湖月堂の真髄|名物栗饅頭とぎおん太鼓が愛され続ける秘密

小倉名門・湖月堂の真髄|名物栗饅頭とぎおん太鼓が愛され続ける秘密

小倉名門・湖月堂の真髄|名物栗饅頭とぎおん太鼓が愛され続ける秘密の全体像を丁寧に掘り下げてご紹介します。

JR小倉駅から徒歩約5分、魚町銀天街の一画に構える湖月堂 小倉本店。その正面店舗の奥へと足を踏み入れると、街の喧騒から隔絶された数寄屋風の落ち着いた空間が広がります。それが直営の甘味・食事処「喫茶去(きっさこ)」です。店名には「お茶でも一杯召し上がれ」という禅の言葉が冠されており、地元住民の間では「隠れた社交場」として長年愛されています。

ネット上の口コミやSNSで話題を呼んでいるのが、湖月堂 本店 ランチの評判です。和菓子舗の飲食スペースと聞けば、パフェやぜんざい、あんみつなどの甘味が中心と思われがちですが、同店のランチは本格的な割烹・料亭を彷彿とさせる品揃えを誇ります。

人気を二分するのが、注文を受けてから炊き上げる「釜飯御膳」と、四季折々の食材を少量ずつ美しく盛り込んだ「松花堂弁当」です。取材陣が実際に現地で確認したところ、平日の開店直後から席が埋まり始め、正午には品格あるシニア層や近隣のビジネスパーソンで満席となる盛況ぶりでした。出汁の効いたうどんやそば、天ぷら、さらにはハンバーグなどの洋食メニューまで取り揃えられており、三世代で訪れても全員が満足できる柔軟な構成となっています。

「和菓子屋のついでに食べる食事」という先入観を鮮やかに覆すクオリティ。手頃な価格帯でありながら、丁寧な接客と静謐な空間設計が施されている点こそ、小倉っ子が長年この場所を手放さない最大の理由と言えます。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。