事態の風むきを大きく変えたのは、海外メディアの鋭い視線だった。英BBCが制作した歴史的なドキュメンタリー番組『J-POPの神様 暴かれた暗部』は、日本の主要テレビ局や大手紙が数十年間にわたり無視し続けてきた巨大なタブーに大薙刀を振るった。
海外からの冷徹な批判の眼差しは、国内メディアの「沈黙の共犯関係」を問う契機となった。番組内で語られた被害者たちの声は波紋を広げ、もはや国内の忖度構造だけでは隠しきれないレベルにまで達したのだ。日本のポップカルチャーが国際的な評価を得る一方で、その足元に横たわる倫理的崩壊が世界中に曝露された瞬間であった。