ネットやSNSの栽培レビューで見かける「巨大化して手に負えない」「枝が伸びすぎる」という口コミは、決して大げさではありません。モリナールは極めて旺盛な樹勢を持つ大型シュラブ(半つる性)であり、地植えで放任すると1シーズンで2m〜2.5m以上の太いシュートを勢いよく伸ばします。この性質を理解し、スペースに応じた仕立て方を決めておくことが失敗を防ぐ分岐点です。
壁面や大型フェンス、オベリスクを生かしてつるバラ 誘引を行う場合は、この旺盛な伸長力が大きな武器になります。ただし、枝が成熟して太くなると木質化して曲げにくくなるため、新梢がしなやかな夏から秋のうちに大まかな方向を決め、冬に本誘引を完了させるのがポイントです。一方、コンパクトな木立ち(ブッシュ)として育てたい場合は、定期的な切り戻しで樹高を1.2m〜1.5m前後にコントロールする明確な剪定プランが欠かせません。