なごやか亭を語る上で外せない最大のキラーコンテンツが、商標登録もされている名物「こぼれいくら」です。注文が入ると店内に太鼓の音が鳴り響き、「ヨイショ!」の威勢の良い掛け声とともに、軍艦巻きから溢れかえって皿にこぼれ落ちるまで特製醤油漬けいくらが盛られます。この豪快なパフォーマンスは、SNS時代以前から続く同店の伝統であり、視覚・聴覚・味覚のすべてを満たす名物演出です。
もちろん、見せかけのパフォーマンスだけではありません。使用されるいくらは皮が薄く、プチッと弾けた瞬間に濃厚なコクが広がる極上品。原価率度外視とも言えるクオリティを維持しています。
さらに、季節ごとの旬を映し出す日替わり・季節限定メニューの充実度も見逃せません。
春から初夏にかけては脂の乗った「時知らず(トキシラズ)」や「八角(ハッカク)」、秋には釧路港直送の「生さんま」や「生いわし」、冬には濃厚な甘みが際立つ「真だち(タラの白子)」や「野付産ホタテ」など、北海道外では滅多にお目にかかれない希少な地魚がずらりと並びます。
平日の昼時間帯に訪れるなら、平日限定ランチセットが圧倒的におすすめです。職人が厳選した握りに、日替わりの特製汁物(エビ頭やアラがたっぷり入った味噌汁)がセットになったメニューは、1,000円台半ばからという破格のコストパフォーマンスを誇り、地元のビジネスパーソンや家族連れで連日開店直後から席が埋まります。