70代となった現在も、吉幾三の表現欲と正義感は少しも衰弱していません。むしろ、形式化されたコンプライアンスや本音を封殺する忖度が蔓延する現代社会において、理不尽に怒り、弱者に寄り添い、ユーモアで笑い飛ばす彼のスピリットは、かつてないほど貴重な輝きを放っています。
『俺ら東京さ行ぐだ』から始まったジャンル破壊の軌跡は、娘であるKUとの協奏や愛弟子・真田ナオキの飛躍へとバトンを繋ぎ、今や一つの豊かな音楽文化圏を形成しました。故郷・津軽の大地に錨を下ろしながら、ステージから放たれるその歌声は、私たちが忘れかけていた「人間らしい情念と筋を通す生き方」の尊さを力強く物語り続けています。 (出典: 吉 幾 三(Yahoo!ニュース))
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