『海導』の歌詞は、海という大自然の絶対性と、そこに命を捧げる海兵たちの死生観を極めてシンプルかつ荘厳な言葉で表現しています。
海は見ている(うみはみている) 世界の始まりも(せかいのはじまりも)
海は知っている(うみはしっている) 世界の終わりも(せかいのおわりも)
恐れてはいけない(おそれてはいけない) あなたが逝く道(あなたがゆくみち)
導いてくれる(みちびいてくれる) 優しい海へ(やさしいうみへ)
海は包んでくれる(うみはつつんでくれる) 傷ついた体も(きずついたからだも)
海は許してくれる(うみはゆるしてくれる) 犯した罪も(おかしたつみも)
進むべき道を(すすむべきみちを) 照らしてくれる(てらしてくれる)
還る場所へ(かえるばしょへ) 導いてくれる(みちびいてくれる)
歌詞の中で「海」は、万物を生み出し、世界のすべてを見届ける全知全能の母として描かれています。どんなに血塗られた戦いを繰り広げ、傷つき、罪を背負ったとしても、最後には海がすべてを許し、優しく包み込んで元の場所へと還してくれる――。この雄大な死生観こそが、過酷な航海と戦闘に身を投じる海兵たちにとって唯一の心の救いとなっていたのです。