ショート動画やゲーム実況の編集で多用される「two thousand years later」は、単なる時間経過の字幕ではありません。英語圏のネットスラングにおける実質的な意味合いは、「気が遠くなるほど待たされた」「作業や進展が信じられないほど遅くて呆れ果てた」という強烈な皮肉とユーモアを込めた誇張表現です。
たとえば、ゲームのロード画面が一向に終わらない瞬間、料理動画で煮込みに異常な手間がかかる工程、あるいは友人の支度を延々と待たされているシチュエーションなどで挿入されます。数分や数時間の遅延に対して、あえて「2000年後」という途方もないタイムジャンプを突きつけることで、現実と表現の落差による強烈なギャグ(認知的不協和)を生み出しています。
動画クリエイターの間では、退屈な待ち時間や単調な作業シーンをテンポよくカット(ジャンプカット)するための「万能の場面転換ツール」として重宝されており、視聴者にとっても「あ、ここからオチに入るな」と一瞬で察知できる共通言語となっています。