新しくなった南口広場に降り立ってまず圧倒されるのは、圧倒的な視界の抜け感と歩行者ファーストの空間設計だ。かつては一般車とタクシー、路線バスが入り乱れていた中央エリアは大幅に再編され、歩行者専用のインターロッキング舗装エリアが贅沢に拡張された。
広場の中央部には、季節の植栽とスタイリッシュなベンチがリズミカルに配置されている。取材中も、ベンチでノートPCを開いてリモートワークに励むビジネスパーソンや、ベビーカーを押しながら散策を楽しむ親子の姿が絶え間なく見られた。現地で話を聞いた新潟市内の30代女性は、「以前は送迎車を待つだけの暗い場所でしたが、今は用事がなくても立ち寄りたくなる明るい場所に変わりました」と笑顔で語る。
さらに夜間景観の刷新も見逃せない。温かみのある間接照明が足元を照らし、洗練された都市景観を演出。週末には新潟県産のクラフトビールや地元食材を味わえるキッチンカーが立ち並び、仕事帰りの人々がグラスを片手に語らう開放的なナイトタイムエコノミーの拠点としても定着しつつある。