志尊淳風ヘアスタイルのクオリティを決定づけるのは、スタイリング剤の塗布ではなく「ドライヤーによるベース作り」が8割を占めます。朝のわずか5分でサロンの仕上がりを再現するプロの手順を解説します。
まず、髪全体を根元からしっかり濡らし、タオルドライで水分を拭き取ります。センターパートを作る場合は、分け目をきっちり直線にするのではなく、コームの柄などを使って緩やかなジグザグ(稲妻状)に分けるのが自然に見せる秘訣です。ドライヤーの風を前から後ろへ当てながら立ち上げ、トップが8割程度乾いた段階で弱風の冷風に切り替えて根元の立ち上がりを固定します。
スタイリング剤の選定と塗布プロセスは以下の順序で行います。
- 適量のスタイリング剤を手に取る:ショートなら10円玉大、ミディアムなら枝豆2個分のワックス(またはバーム)を手のひらから指の間まで均一に伸ばす。
- 後頭部・サイドから馴染ませる:前髪に最初につけるとベタつきや割れの原因になるため、必ず毛量の多い後頭部からスタートし、サイド、トップの順で揉み込む。
- 前髪は毛先のみ指先でつまむ:手に残った微量の油分だけで前髪の毛先をつまみ、自然な束感とシースルーな隙間を作る。
- 毛流れを整えてキープ:センターパートなら外側へ軽く流し、全体のシルエットをひし形に整えた後、キープスプレーを頭部から20cm離して全体に軽く吹きかける。
束感やツヤを強調したい場合は「ファイバー系ワックスとヘアオイルの1:1ブレンド」、ナチュラルな色気を求めるなら「上質なヘアバーム」の単体使用が極めて相性抜群です。