眠れないまま朝になった時の対処法|一睡もできない日を乗り切る極意

眠れないまま朝になった時の対処法|一睡もできない日を乗り切る極意

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午前6時を回り、1分も眠れなかった現実を前にしたとき、人間の脳内では不安を司る「扁桃体」が過剰に興奮し、交感神経がピークに達しています。この状態から心身を立ち直らせるための決定的な対処法は、何よりもまず「布団から出ること」です。

「少しでも横になっていたほうが体力が回復するのではないか」と考えがちですが、起床時間を過ぎても悶々と布団の中に留まり続ける行為は、脳に「ベッド=眠れずに苦しむ場所」という強固な条件付けを刷り込んでしまいます。睡眠医学の世界ではこれを「刺激制御療法の破綻」と呼び、慢性不眠症へ移行する主因とされています。

布団を抜け出したら、直ちに窓を開けて朝 太陽の光 セロトニンの活性化を図りましょう。網膜から強い光が入ることで、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌がピタリと停止し、覚醒を促す神経伝達物質セロトニンの合成が始まります。これによって体内時計 リセット法が機能し、約14〜16時間後に再び自然な眠気が訪れるタイマーがセットされます。

続いて、コップ1杯の常温水または白湯をゆっくりと飲み干します。就寝中に失われた水分を補給すると同時に、胃腸を刺激して副交感神経から交感神経へのスムーズな切り替えを促すためです。仕上げに、ぬるめのシャワーを首の後ろに浴びることで、血流が促され、睡眠不足特有の頭の重重しさを劇的に和らげることができます。これら一連の行動こそが、乱れた自律神経 整え方の第一歩となります。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。