小さな子供がでんぐり返しを怖がったり、うまく回転できなかったりする主な理由は、「頭を床につける恐怖心」と「背中を丸めきれないこと」にあります。無理に回そうとせず、以下の3段階で段階的に教えるのが上達への近道です。
①「ゆりかご運動」で背中を丸める感覚を掴む
体育座りの状態で両膝を抱え、背中を丸めて後ろにゴロンと倒れ、反動で元の座り姿勢に戻る練習です。「おへそをじっと見つめる」意識を持たせることで、自然と背骨がアーチ状になります。
② 坂道(傾斜)を利用して重力の助けを借りる
折りたたんだマットや布団の下にクッションを挟み、緩やかな傾斜を作ります。高い位置にお尻を置き、坂下に向かって転がることで、強い腕の力がなくても自然な回転力が生まれます。
③ 手のひらをしっかりパーにして耳の横につく
床に手をつく際、指先を前に向け、両手を肩幅程度に広げます。大人が横から骨盤を軽く持ち上げて前方に誘導してあげることで、首に体重がかかるのを防ぎながら安全に回転感覚を養えます。