JR東日本やJR西日本が運行する新幹線ネットワークでも、電源環境の進化はめざましいものがあります。
金沢・敦賀方面を結ぶ北陸新幹線(E7系・W7系)および上越新幹線(E7系)は、全編成・全座席にコンセントが標準装備されています。座席と座席の間の肘掛け下、または前席の背面下に電源プラグが用意されており、通路側席であっても窓側席とまったく同じ利便性が保たれています。
一方、東北新幹線の主力である「E5系」は、製造年次によって設備が異なります。2015年後半以降に増備された車両や室内リニューアル完了済みの編成では全席コンセント化が完了していますが、初期に投入された編成では窓側席と最前列・最後列のみの設置にとどまります。山形新幹線に導入された最新の「E8系」に関しては、普通車の全席コンセントが標準仕様となっています。
山陽・九州新幹線を走る「みずほ」「さくら」で運用されるN700系(8両編成)は窓側・端部のみの仕様が主流であるため、九州方面へ直通する際も車両ごとの電源配置には事前の配慮が必要です。