東林間阿波踊りを語る上で外せないのが、地元を代表する名門「ほたる連」の存在だ。洗練された群舞の美しさと、個々の踊り手が放つ強烈なオーラは観客を瞬時に引き込む。男性陣の力強く踏み込む男踊りと、つま先立ちでしなやかに舞う女性陣の女踊り、そのコントラストは芸術の域に達している。
祭りに参加する「連」は、それぞれ独自の衣装や太鼓のリズムパターンを持っている。着物の柄や提灯のあしらい、鉦の鳴らし方に至るまで、連ごとのこだわりを比較しながら鑑賞するのも楽しみ方の一つだ。各連が競い合うように繰り出す迫力の演舞は、通り全体を熱気の渦へと巻き込んでいく。