なぜここまで特定組織の名が取り沙汰されるのか。その背景には、文化人や芸能人が多く所属するとされる組織内の「芸術部」の存在が挙げられる。創価学会の歴史や理念を描いた小説『新・人間革命』などを通じて育まれた高い連帯意識は、芸能界という苛烈な生き残り競争が繰り広げられる世界において、精神的な支えや強固なネットワークとして機能してきた側面がある。
さらに、国政選挙や地方選挙のシーズンになると、公明党の支援活動などを巡って芸能人の言動がクローズアップされる機会が増える。応援演説への参加やポスターの掲示、関係者への働きかけなど、政治と宗教、そしてタレントの知名度が複雑に交錯する瞬間こそが、世間の好奇心をより一層煽る要因となっているのだ。