温暖な気候や教育環境の良さから教育移住やリタイアメント移住先として支持されるマレーシアですが、滞在にあたっては特有のリスク要因と手口を正確に把握しておくことが求められます。特に注意すべきは、現地で同じ日本人を標的にする「同胞詐欺」の存在です。
「現地有力者とのパイプがある」「確実に利回りが出るコンドミニアム案件がある」と語り、移住初心者の不安につけ込んで大金を騙し取る手口が目立ちます。また、SNSを通じて知り合った人物からの荷物の代理運搬(いわゆる運び屋)依頼は、中身が違法薬物であった場合に死刑や終身刑のリスクを負う危険極まりない罠です。見知らぬ人物からの甘い儲け話や親切心には、常に冷徹な警戒心を持って対処しなければなりません。