Q1:韓国メディアは日本の受賞を批判的に報じているのですか?
A1:日本の受賞そのものを不当に貶める論調は主要メディアでは極めて稀です。むしろ「なぜ日本の研究環境はこれほど基礎に強いのか」「韓国は何を学ぶべきか」という、敬意を含んだ客観的分析と自国の科学行政への厳しい反省が紙面の中心を占めます。
Q2:ハン・ガン氏の文学賞受賞によって、韓国国内の焦りは解消されましたか?
A2:文化面での国際的認知に対するプライドと歓喜は大いに高まりました。しかし、「ものづくりや国家競争力の基盤となる自然科学分野でいまだ受賞がない」という科学界・産業界の焦燥感は依然として別個の課題として議論され続けています。
Q3:韓国が自然科学分野でノーベル賞を受賞する可能性はありますか?
A3:十分に存在します。近年設立された基礎科学研究院(IBS)などを通じて長期大型研究への投資が始まっており、ナノテクノロジーや材料工学、生化学などの分野で国際的にトップレベルの引用数を誇る韓国人研究者が着実に育っています。成果が実を結ぶには、あと10〜20年単位の時間の蓄積が必要と見られています。