近年、アーカイブ写真や過去のフィルムスチルがデジタル修復されるたび、SNS上では「次元が違うイケメン」「昭和のハンサムの最高峰」と驚嘆の声が上がる。シャープな顎のライン、深く澄んだ瞳、そしてスーツの上からでもわかる鍛え上げられた胸板。どこをとってもハリウッドの黄金期を彷彿とさせる品格が漂っていた。
だが、彼の真の凄みはルックスだけにとどまらない。スタントマンを一切使わず、過激なアクションを自らこなす姿勢は当時の映画界で語り草となった。走る列車からの飛び降り、ヘリコプターに吊り下げられた状態での撮影など、命がけのロケを笑いながらこなした伝説的エピソードは数知れない。
体操選手として培った体幹と器用さ、そこに極真カラテをはじめとする武道で鍛えたリアルな撃闘術が加わる。男らしさと美しさが融合した独自のスタイルは、単なる見た目の美しさを超えた「本物の強さ」という磁力を放ち、世界中の観客を魅了していった。