道の駅の敷地内に静かに佇む赤レンガ造りの劇場「淡路人形座」は、国の重要無形民俗文化財にも指定されている伝統芸能・淡路人形浄瑠璃を今に伝える貴重な文化拠点だ。約500年の歴史を誇るこの人形劇は、太夫の情熱的な語り、お腹に響く三味線の音色、そして三人が息を合わせて一形の人形を操る繊細な動作が見事に融合する。
演目が始まる前には見どころの解説や人形の仕掛けに関する説明があり、初めて鑑賞する旅行者でも一瞬でその世界観に引き込まれていく。海鮮グルメやクルージングを満喫した後に、日本の誇る伝統文化の神髄に触れる。この奥行きのある体験こそが福良旅の隠れた真骨頂だ。