ペットボトルでミニトマト水耕栽培!失敗する理由と甘く育てる全手順

ペットボトルでミニトマト水耕栽培!失敗する理由と甘く育てる全手順

今注目を集めている ペットボトルでミニトマト水耕栽培!失敗する理由と甘く育てる全手順について、主要な情報を整理して公開しています。

水耕栽培における植物の生命線は、水と肥料のみで構成される「培養液」の質です。プロの現場や愛好家の間で圧倒的な信頼を得ているのが、水耕栽培専用肥料の定番である「ハイポニカ液体肥料」です。ハイポニカは植物の成長に欠かせない三大要素(窒素・リン酸・カリ)に加え、カルシウムや各種微量要素がバランスよく完全溶解する2液混合型(A液・B液)の肥料です。

ハイポニカを使用する際、絶対に守るべきルールが「基本の500倍希釈」と「原液同士を直接混ぜないこと」です。水を入れた計量容器にA液を規定量投入してよくかき混ぜ、その後に同量のB液を加えて希釈液を作ります。原液同士を直接接触させると、成分が結晶化して植物が吸収できなくなってしまうためです。苗がまだ小さい幼苗期は根への負担を減らすため1000倍程度の薄めからスタートし、本葉が増えて成長が加速した段階で標準の500倍希釈へと移行するのがベストな育成プランです。

液肥管理と並行して絶対に行わなければならないのが、アルミホイルによる徹底的な容器の遮光です。透明なペットボトルに光が差し込むと、培養液に含まれる豊富な栄養素と光によって緑色の「アオコ(藻)」が爆発的に繁殖します。アオコ自体が直接トマトを枯らすわけではありませんが、培養液中の養分や酸素を奪い合い、水質の悪化や悪臭、根の呼吸阻害を招きます。

対策は極めて明快で、ペットボトルの外周全面および上部の隙間をアルミホイルや遮光テープで隙間なく包み込み、内部に光を一切通さない状態を作ることです。光を完全に遮断するだけで藻の発生は100%防ぐことができ、夏場における培養液の水温上昇を抑える断熱効果も同時に得られます。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。