Q1:エプリー法を行っている最中に激しいめまいが起きたら途中でやめるべきですか?
A1:頭の位置を変えた直後、耳石が移動する瞬間に十数秒ほど一時的な強いめまいが起こるのは自然な反応です。激しいめまいが起きても目をつぶらず、その姿勢のまま30秒ほど耐えると徐々に回転が収まってきます。ただし、数分以上めまいが収まらない場合や、強い頭痛・吐き気・手足の麻痺を伴う場合は直ちに中断してください。
Q2:エプリー法を実施した当日はどのように過ごせばよいですか?
A2:治療直後は、戻ったばかりの耳石が再び半規管へ逆流しないよう配慮が必要です。運動直後の数時間は激しい運動や頭を急激に下に向ける動作を避け、就寝時は枕をやや高めにして仰向けで静かに休むことをおすすめします。
Q3:エプリー法と一般的な「めまい体操」にはどのような違いがありますか?
A3:エプリー法は迷入した耳石をピンポイントで元の位置へ戻す「整復手技」です。一方で、寝返り運動などの一般的なめまい体操(ブラント・ダロフ法など)は、耳石を自然に細かく分散・吸収させたり、脳の前庭代償(慣れ)を促したりすることを目的としたリハビリ運動という違いがあります。