そのシミ放置は危険?皮膚科医が明かす肝斑の正しい治し方と罠

そのシミ放置は危険?皮膚科医が明かす肝斑の正しい治し方と罠

そのシミ放置は危険?皮膚科医が明かす肝斑の正しい治し方と罠についての疑問解決ガイドをお届けします。

多くの人が「手っ取り早く消したい」と美容医療の門を叩く。だが、ここに最大の落とし穴が潜む。

シミ取りで一般的な高出力レーザーを肝斑部位に当てると、メラノサイトが激昂し、かえって黒く変色する「炎症後色素沈着」を招く。かつて主流だったレーザートーニングも、照射頻度や出力の調整を誤れば白抜け(色素脱失)という不可逆的なダメージを残すリスクが指摘されてきた。近年はより熱緩和に優れたピコトーニングの選択肢も広がっているが、マシンのスペック以上に施術者の診断力が問われる。

安全かつ確実な改善ステップは、まず内服薬と外用薬でメラノサイトの炎症を沈静化させ、土台を整えた上で慎重に適応を見極めることだ。焦りは禁物である。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。