なぜ『100かいだてのいえ』に夢中?対象年齢や読む順番を徹底検証の詳細について、専門知識を基に徹底解説します。
シリーズを揃えるにあたり、最も多くの読者が悩むのが「どの順番で読むべきか」という点です。結論から言えば、物語の独立性が高いためどの巻から読んでも破綻することはありません。ただし、空間移動のダイナミズムを最大限に味わうなら、まずは地上を上り詰める第1作から入るのが王道です。
以下に、シリーズ主要5作品の舞台設定、主人公、各階を彩るキャラクター一覧の要点をまとめました。
作品名詳細・数値データ(発売年/舞台)主な登場キャラクター(10階ごと)編集部の見解・おすすめの順番『100かいだてのいえ』2008年刊行 / 定価1,320円(税込)
地上1階〜100階へ登る主人公:トチくん
ネズミ、リス、カエル、てんとう虫、ヘビ、クモ、キツツキ、コウモリ、カタツムリ、シジュウカラ【第1推奨】原点にして最高峰。縦開きのインパクトと100階到達の爽快感を体験するなら迷わず最初の一冊に。『ちか100かいだてのいえ』2009年刊行 / 定価1,320円(税込)
地下1階〜地下100階へ潜る主人公:クウちゃん
ウサギ、アナグマ、セミの幼虫、サル、アリ、ダンゴムシ、ミミズ、トカゲ、カブトムシの幼虫、カメ【第2推奨】下にめくっていく逆転の演出が秀逸。昆虫や地中生物が好きな子に熱烈な支持を受ける。『うみの100かいだてのいえ』2014年刊行 / 定価1,320円(税込)
水面から深海100階へ潜る主人公:人形のテンちゃん
ラッコ、イルカ、カニ、タコ、タツノオトシゴ、クラゲ、ヤドカリ、ウミヘビ、チョウチンアンコウ、ダイオウイカ色彩のグラデーションが最も美しい作品。落とし物を探しながら進むストーリー性があり、水族館好きに最適。『そらの100かいだてのいえ』2017年刊行 / 定価1,320円(税込)
雲の中を上昇し天体へ主人公:シジュウカラのツピくん
クモ、スズメバチ、ツバメ、モモンガ、チョウ、ツル、くも、あめ、にじ、たいよう自然現象(雨、虹、太陽)が擬人化されて登場。気象や宇宙に興味を持ち始めた時期の好奇心を広げる。『もり100かいだてのいえ』2021年刊行 / 定価1,320円(税込)
大樹の中を上へと巡る主人公:オトちゃん
クマ、シカ、タヌキ、キツネ、カマキリ、キツツキ、モモンガ、カブトムシ、ミツバチ、フクロウ音楽や楽器がテーマに織り込まれており、豊かな情操教育につながる仕掛けが満載。
外出時やベッドサイドでの取り回しを重視する場合は、ひと回り小さく破れにくい厚紙仕様の「ボードブック版(ミニ)」や、贈り物として喜ばれる「ギフトボックス(特製箱入りセット)」を選択肢に入れるのも賢い方法です。