高校卒業後における二口堅治の去就は、原作最終章の現代編(2018年〜2021年設定)にて明確に描かれています。多くのファンを歓喜させた決定打は、彼が地元・宮城の製鉄会社に就職し、社会人として堅実な生活を送りながらバレーボールを続けていた点にあります。
伊達工業高校という校名や校風のルーツを感じさせる「製鉄会社」という選択は、まさにファンにとっても納得の進路でした。さらに注目すべきは、競技者としての活動舞台です。二口はVリーグDivision2(V2)に所属する実業団・クラブチーム「VC伊達」にてアウトサイドヒッターとして登録されており、背番号は高校時代を彷彿とさせる番号を背負っています。
何より胸を熱くさせるのは、高校時代に強固なツインタワーとして名を馳せた青根高伸(建設会社勤務)や小原豊らと共に、同じVC伊達でプレーを継続している事実です。学生時代の部活で終わることなく、社会人の荒波に揉まれながらも「大人の鉄壁」をコート上で再構築している姿は、作中屈指のエモーショナルな描写として語り継がれています。