Q1:中綴じをすると針がうまく曲がらず、浮いてしまう原因は何ですか?
A1:主な原因は「用紙枚数に対する針の長さ不足」か「押し込み時の加重不足」です。一般的な10号針で確実に綴じられるのはコピー用紙約15枚(見開きで60P)程度までです。また、下側の受け皿(クリンチャー)に針先が到達する前にアームが斜めになっていると綺麗に曲がりません。硬い机の上で、真上から垂直に一気に力を加えるのがコツです。
Q2:家庭用ホッチキスの針(10号針)と中型針(3号針)はどちらを使うべきですか?
A2:20〜30ページ前後の一般的な同人誌やパンフレットであれば、取り回しが良く紙を傷めにくい10号針(マックス ホッチくる等で採用)が最適です。一方、厚口用紙を用いたり50ページを超えるようなボリューム冊子を中綴じする場合は、針の線径が太く貫通力に優れた3号針対応のロングアームホッチキスが必須となります。
Q3:ホッチキスの背表紙側がボコッと膨らんで不恰好になるのを防ぐ方法はありますか?
A3:製本直後に、しっかり閉じた状態で平らな板や重い本を数時間乗せて圧着する「重石がけ」が非常に効果的です。また、針を打つ前に用紙全体を二つ折りにして折り目をしっかりヘラ等でしごいておくことで、背の膨らみを最小限に抑え、市販本に近い引き締まったフォルムに仕上がります。