アルツハイマーと認知症の決定的な違い|初期症状の見分け方と2026年最新治療

アルツハイマーと認知症の決定的な違い|初期症状の見分け方と2026年最新治療

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認知症を引き起こす原因疾患は、アルツハイマー型だけではありません。「4大認知症」と呼ばれる主要疾患には、それぞれ特有の症状と経過が存在します。

疾患名国内シェア・好発傾向代表的な初期症状・特徴進行パターンと経過の特徴アルツハイマー型認知症約65〜70%
(女性に多く、高齢になるほど急増)直近の記憶障害、日付や場所の見当識障害、意欲低下。取り繕い行動。数年単位でなだらかに進行。初期は身体機能が保たれやすい。血管性認知症約15〜20%
(男性に多く、高血圧等生活習慣病が背景)できる事とできない事が混在する「まだら認知症」、感情コントロール不全(感情失禁)、歩行障害。脳梗塞や脳出血の再発に伴い、階段状に急激に悪化する。レビー小体型認知症約10〜15%
(高齢男性にやや多い)「そこに子供がいる」等のリアルな生々しい幻視、手足の震えや小刻み歩行(パーキンソン症状)、睡眠時の異常行動。日によって、あるいは時間帯によって頭の冴え具合が大きく波打つ(症状の日内変動)。前頭側頭型認知症
(ピック病など)約1〜2%
(65歳未満の若年発症が比較的多い)万引きや暴言など社会規範を無視する脱抑制・人格変化、毎日同じ行動を厳格に繰り返す常同行動。記憶力は保たれる一方で社会性が崩壊し、家族の介護負担が極めて重くなりやすい。

医療現場の診断基準では、長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)やMMSEといった神経心理学検査に加え、頭部MRIで海馬の委縮度合いを確認し、血流SPECT検査やPET検査によって「どの原因物質が脳のどこに障害を与えているか」を複合的に特定します。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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