多くのドライバーが最も混同しやすいのが、「路側帯」と「車道外側線(しゃどうがいそくせん)」の違いです。見た目は同じ白い実線1本に見えるため、ネット上でも誤解に基づいた解説が散見されます。
この2つを見分ける決定的な基準は、「道路に歩道が存在するかどうか」です。
- 歩道がない道路の白線:「路側帯」。歩行者の通行路としての役割を持つため、0.75mルールなどの進入制限が適用される。
- 歩道がある道路の車道側の白線:「車道外側線」。単に車道の中の走行目安を示す区画線に過ぎず、白線の外側も法的には車道(路肩)の一部。
歩道が整備されている道路では、白線の外側に入って道路の左端に車を寄せて駐停車することが法律上求められます(標識等で駐停車が禁止されている場合を除く)。「白線を超えてはいけない」と思い込み、車道の中央寄りに停車してしまうと、かえって後続車の通行を妨害し事故を誘発する原因となります。目の前の道路に歩道があるか否かを瞬時に見極めることが、正しい停車の第一歩です。