Q1:夜景を撮影すると画面に緑や青の光の粒(ゴースト)が映り込みます。消す方法はありますか?
A1:これは強い点光源がレンズ面で乱反射する物理現象(レンズフレア・ゴースト)です。完全に防ぐことは物理的に不可能ですが、①撮影前にレンズの油膜や指紋をクロスで拭き取る、②光源に対してカメラの角度を数センチ傾けてゴーストの位置を暗がりへ逃がす、③レンズ保護ガラスを取り外す、の3点を実施することで劇的に改善されます。また、不要な写り込みは各OSの標準編集機能(消しゴムマジックやオブジェクト消去)で撮影後に違和感なく除去するのが現代のスマートな対処法です。
Q2:手持ちの状態で星空を綺麗に撮影することは可能ですか?
A2:結論から申し上げますと、手持ちでの本格的な星空撮影は不可能です。星の微細な光を捉えるには最低でも数秒から数十秒の露光が必要であり、人間の手持ちの限界(約1/4秒〜1秒)を大幅に超えてしまうためです。星空を狙う場合は、必ずスマートフォン用三脚を用意するか、端末を地面や岩の上に上向きに固定してセルフタイマーでシャッターを切ってください。
Q3:イルミネーションをバックに記念撮影をすると顔が真っ暗になります。どうすればいいですか?
A3:背景が明るく人物が暗い「極端な逆光状態」が原因です。フラッシュを使うと背景の雰囲気が消し飛んでしまうため、モデルをイルミネーションの看板や街灯などの明かりが顔に当たる位置まで移動させてください。その上で、人物の顔を長押ししてAE/AFロック(露出とピントの固定)をかけ、顔が適正な明るさになるよう露出を微調整して撮影します。
Q4:夜景動画を滑らかに撮るためのスマホ設定はありますか?
A4:夜間の動画撮影では、解像度を4Kにするよりもフレームレートを「30fps」または「24fps」に落とす設定が極めて有効です。60fps設定にすると1フレームあたりのシャッタースピードが1/60秒以下に強制固定され、暗い夜景ではセンサーへの光量不足で激しいノイズが発生します。30fpsに設定することでより多くの光を取り込め、明るくクリアな夜景動画が記録できます。