レンジから取り出した際、「規定時間加熱したのに殻がまったく開いていない」というケースは日常茶飯事です。これは牡蠣の貝柱の力が非常に強いためであり、中まで火が通っていても殻が閉じたままになっていることが多々あります。決して失敗ではないので焦る必要はありません。
開かない殻を力任せに素手で開けようとすると、殻の縁で指を深く切る恐れがあり非常に危険です。まずは軍手をはめるかキッチンタオルで牡蠣をしっかりと押さえ、以下の手順でアプローチしてください。
牡蠣の殻の先端や側面をよく見ると、わずかに1ミリほどの隙間があります。その隙間に洋食用のテーブルナイフやバターナイフ、あるいはスプーンの柄を差し込みます。隙間が見当たらない場合は、キッチンバサミで殻の薄いフチ部分をパキッと1センチほど切り落とすと、簡単に差し込み口を作ることができます。
差し込んだナイフを殻の上蓋に沿わせるようにして水平に滑らせ、上蓋の内側にくっついている「貝柱」をスパッと切り離します。貝柱さえ切れてしまえば、女性の力でもパカッと簡単に上蓋を持ち上げることが可能です。