「たちのさき」こと立野沙紀の現在を語る上で欠かせないのが、劇団立ち上げ期から支えた「劇団4ドル50セント」からの巣立ちと、その後の活動領域の拡大です。2017年の旗揚げオーディションに合格した当時、彼女はすでに22歳でした。10代前半からのアイドル活動が主流の芸能界において、社会人経験を経てからの劇団入りは「異色の遅咲き」と目されていました。
2023年の劇団卒業以降、彼女はエイベックス・マネジメント時代に培った基盤を活かしながら、小劇場から中劇場規模の本格的なストレートプレイや2.5次元舞台、朗読劇へと表現の場を広げています。2026年現在の公式発表資料や本人の公式Instagram(@saki_tateno)の更新状況を確認すると、舞台のゲネプロ写真や共演者との稽古風景が精力的に投稿されており、地に足のついた舞台女優としての立ち位置を確立している様子が窺えます。
かつて『週刊プレイボーイ』などで披露し絶賛を集めたグラビア活動についても、30代を迎えた現在は大人の表現力を伴うフォトセッションへとシフト。単なるアイドルの枠を完全に脱却し、同世代の女性ファンからも支持を集める自立した女優へと進化を遂げています。