毎月の生理痛の範囲を超えて、命や臓器の機能に関わる緊急事態が発生することもあります。特に注意すべきなのが「卵巣嚢腫の茎捻転(けいねんてん)」や「子宮外妊娠の破裂」です。
以下のような症状が現れた場合は、我慢せずに救急車の要請(119番)または救急指定病院への連絡を行ってください。
・突然、うずくまるほどの耐え難い激痛が下腹部の片側に走った
・冷や汗が止まらず、顔面蒼白になり意識が遠のく
・激痛とともに激しい嘔吐や下痢を繰り返す
・出血量が極端に多く、自力で立ち上がることができない
卵巣が腫れてねじれてしまう茎捻転は、血流が遮断されて卵巣が壊死する恐れがあり、一刻を争う緊急手術が必要です。夜間や休日に救急車を呼ぶべきか迷った際は、救急安心センター事業(#7119)や子ども医療電話相談(#8000)にダイヤルし、専門家の指示を仰ぐのも賢明な判断です。