なぜ小島和也はプロの一線級打者を相手にこれほど安定した成績を残せるのか。その秘密は、卓越した投球術と球質のコンビネーションにあります。
ストレートの最高球速は約149km/h、平均球速は140キロ台前半から中盤ですが、数字以上の体感速度を打者に与えます。その要因は、球持ちの良いフォームと鋭い腕の振りにあります。
持ち球となる球種は実に多彩です。
- カットボール:右打者の内角、左打者の外角へ鋭く曲がり、バットの芯を外す主武器。
- チェンジアップ:打者のタイミングを狂わせ、決め球として空振りを量産する沈む球。
- スライダー&カーブ:カウントを整える緩急のアクセントとして高い精度を誇る。
球種ごとの軌道がリリース直前まで見極めにくく、打者に的を絞らせません。加えて、徹底した自己管理によるフィジカルの強さと、ピンチの場面で見せる強いメンタリティが「イニングイーター」としての地位を確固たるものにしています。