手厚いメリットがある反面、さくら少額短期保険を検討する際には知っておくべき落とし穴や制約が存在します。契約後に後悔しないために、以下の4点は必ず把握しておく必要があります。
第1の落とし穴は、「バッテリー劣化など経年変化による消耗は補償対象外」である点です。スマートフォンを長く使っていると誰もが直面するバッテリー性能の低下ですが、単なる経年劣化によるバッテリー交換費用は保険金支払いの対象になりません。落下や水濡れなどの外的要因による破損・故障が補償の基本要件です。
第2に、「副端末の補償上限が年額3万円」と控えめに設定されている点です。ハイスペックなノートPCやタブレットを副端末に指定した場合、画面割れや基板交換で5万円以上の修理費が発生しても、保険から支給されるのは最大3万円にとどまります。最も高額な修理代金が予想される端末を「主端末」に設定する運用の工夫が欠かせません。
第3に、「全損・修理不能・盗難時の補償額が限定的」という点です。端末が修復不可能な状態になった場合や盗難に遭った場合、主端末であっても支払われる保険金は最大2万5000円(または端末購入金額のいずれか低い額)となります。新品を買い直す全額が賄えるわけではないため、全損リスクに対する過度な期待は禁物です。
第4に、「登録可能な端末の条件」です。新規加入時に登録できるのは、「購入から1年以内の端末」または「購入から1年以上経過していても他の有償補償サービスに加入中であり、そこから切り替える端末」に限られます。すでに壊れている端末や、オークションなどで個人から保証書なしで購入した中古端末などは登録できない場合があるため注意が必要です。