歴史のロマンに浸った後は、太平洋と松川浦が育む豊かな海の恵みを堪能したい。親潮と黒潮が交差する豊かな海域で揚がる魚介類は「常磐もの」と呼ばれ、東京の高級料亭でも絶大な信頼を得ている。特に相馬港で水揚げされるヒラメやトラフグ、そして甘みの強いアサリは絶品で、地元の食堂では獲れたてならではの弾力と旨味をリーズナブルに味わうことができる。
グルメだけでなく、現地でしか体験できないアクティビティも充実している。穏やかな松川浦のラグーンで行うスタンドアップパドルボード(SUP)やカヤック体験、海岸線を馬に乗って闊歩する外乗(がいじょう)体験など、五感で自然を感じるアクティビティが旅の思い出を一層深めてくれる。波音を聞きながら風を切る時間は、都市の喧騒を忘れさせる特別な体験だ。