強烈なインパクトを放つビジュアルから、初めて目にする人の多くが「裏社会の人間ではないか」「怪しい富裕層か」という疑問を抱きます。結論から言えば、諸星伸一氏は株式会社ファイティングスターの代表を務めるカスタムカープロデューサーであり、世界的なスーパーカーインフルエンサーです。
1970年生まれ、東京都荒川区出身。当時のインタビューや手記で本人が赤裸々に語っている通り、少年期は決して恵まれた環境ばかりではなく、いわゆる暴走族のカルチャーに身を投じるヤンチャな青春時代を過ごしました。転機となったのは、10代半ばのときに街角で目撃した初代ランボルギーニ・カウンタックの圧倒的な造形美でした。「いつか絶対にこの車に乗る」という強烈な執念が、その後の人生を決定づける原動力となったのです。
20代半ばで念願のランボルギーニ・ディアブロを購入して以降、ムルシエラゴ、アヴェンタドールと乗り継ぎながら、持ち前の行動力で仲間を増やしていきました。彼が率いるオーナーズクラブ「諸星一家」は、派手さを極めたカスタムと結束力の強さで日本のみならず海外からも注目を集め、独自のスーパーカー集団へと成長していきました。