住宅購入における頭金(自己資金)は、一般的に「物件価格の10%〜20%」が安全圏の相場とされています。3000万円の新築一戸建てや建売住宅を購入する場合、頭金の目安は300万円〜600万円です。
住宅金融支援機構が公表している「フラット35利用者調査」のデータ推移を見ても、全国の建売住宅購入者における頭金比率は平均して8%〜12%前後で推移しています。ただし、ここで注意しなければならないのは、「頭金」と「諸費用」は完全に別物であるという点です。
家を購入する際には、物件価格以外に登記費用、ローン手数料、不動産取得税、火災保険料などの「諸費用(物件価格の約6%〜9%=180万〜270万円)」が必ず発生します。さらに、売買契約の締結時に支払う「手付金(物件価格の5%〜10%=150万〜300万円)」は原則として現金決済が求められます。つまり、3000万円の家を無理なく購入するためには、頭金とは別に数百万円規模の現金余力を手元に残しておく必要があります。