話題作の上映期間中、チケット売り場やWEB予約画面は一瞬で埋まっていく。しかし、ただ「見やすい席」を探すだけでは、この劇場のポテンシャルを半分も味わえていないことになる。
真の音響と映像のバランスを享受するなら、スクリーン中央よりも「やや後方のアッパーエリア」を狙うのが鉄則だ。特にスクリーン1において、J列からM列にかけての中央寄りの座席は、THXスピーカーの設計意図が最も完璧に結実する音響のスイートスポットとして機能している。さらに、あえて左側の通路沿い座席を押さえることで、他人の視線を気にせずゆったりと作品世界へ没入できる隠れたメリットもある。