チームが目指す頂への道筋は明快だ。春に開幕する関東大学ボクシングリーグ戦を勝ち抜き、秋の後楽園ホールで開催される全日本大学ボクシング王座決定戦の舞台で頂点に立つこと。後楽園ホールの独特な熱気と観客の歓声が渦巻くなか、関東大学ボクシング連盟が主催するリーグ戦は、わずか1ポイントの差がチームの命運を分ける過酷極まりないサバイバルマッチである。
昨シーズンの悔しさを誰一人として忘れていない。あと一歩のところで逃した勝利の味、リングサイドで味わった屈辱。それらすべてをエネルギーに変え、チームは団体戦特有の「流れを呼び込むボクシング」を徹底的に磨き上げてきた。先鋒が勢いをもたらし、中堅が踏みとどまり、重量級が仕留める。全階級が一体となって戦う盤石の布陣が完成しつつある。