ブヨの体長はわずか2〜5ミリ程度。ハエをさらに小さくしたような外見で、気付かぬうちに忍び寄る。皮膚を噛みちぎって吸血する際、酵素を含む毒素を含んだ唾液を注入する。刺された直後はかすかな点状の傷があるのみで、痛みや痒みを感じない場合が多い。
本当の恐怖は翌日以降にやってくる。NHK健康チャンネルなどの医療情報でも警告されている通り、時間が経つにつれて患部を中心に皮膚が真っ赤に腫れ上がり、激しい熱感と耐えがたい痒み、時には殴られたような鈍痛が襲う。腫れが硬くなり、数週間にわたって症状が持続することも珍しくない。