地上波放送のリアルタイム視聴から、TVerやHuluといったネット配信プラットフォームでの視聴へと移行する時代の中で、大規模なチャリティー番組のあり方そのものが問われている。従来の「黄色いTシャツを着て募金箱に集まる」というスタイルは、セキュリティ面だけでなく時代のニーズとも乖離しつつある。
配信時代における透明性の担保として、電子決済(キャッシュレス募金)やブロックチェーン技術を活用した寄付金の使途追跡システムの導入が急速に議論されている。誰が、いつ、どこへ寄付し、それがどのように社会還元されたかをリアルタイムで可視化する仕組みが不可欠となっている。
透明性の確保できないチャリティー番組に視聴者はついてこない。TVerやHuluを通じたデジタル配信領域での展開においても、エンターテインメント性以上に「公正さ」と「アカウンタビリティ(説明責任)」が最優先されるフェーズに入っている。