施設の中核を担う大ホールは、固定席1,201席(車椅子席を含む多目的レイアウト)という規模を誇ります。クラシックコンサートから演劇、全国ツアーのライブ、国際的な学術会議まで対応できるプロセニアム形式の劇場です。客席は1階席と2階席に分かれており、どの位置からでもクリアな視界が確保できるよう計算されています。
実際の見え方を座席エリアごとに検証すると、最もバランスが良いのは「1階席の10列目から18列目の中央ブロック」です。ステージ全体が見渡せる適度な傾斜がついており、前の人の頭が気になりにくい配列が採用されています。前方の1列目から5列目付近はアーティストの表情や熱気を間近に体感できる圧倒的な臨場感がある一方、スピーカーの指向性やステージの高さの関係で、全体の音響バランスを重視するクラシック公演では中段以降に軍配が上がります。
一方、2階席はバルコニー風の傾斜構造になっており、舞台奥まで見通せる開放感が魅力です。音響面でもホールの残響設計(満席時で約1.7秒前後の適切な残響感)が美しく響き渡るため、オーケストラや合唱では2階前方席をあえて好む鑑賞ファンも少なくありません。ただし、2階席の最前列手すり付近は座高によって若干視界を遮られる場合があるため、チケット購入時や指定席選択時には座席表のレイアウトをしっかり確認しておくのが賢明です。目当ての公演を見逃さないためにも、公式サイトで毎月更新されるイベントスケジュールを事前に押さえておきましょう。