彼女のスタイルを語る上で欠かせない原点が、2013年5月、中学3年生当時に地元・福岡のイベントで撮影された伝説の「奇跡の一枚」だ。躍動感あふれるダンスの中でシャッターが切られたあの全身写真は、天使のような美貌だけでなく、軽やかに宙を舞う四肢のしなやかさこそが多くの人々を魅了した。そこから10数年を経た現在、彼女のプロポーションはより強靭で洗練されたものへと進化を遂げている。
その決定打となったのが、主演舞台『千と千尋の神隠し』の過酷なステージだ。主人公の千尋役として舞台上を縦横無尽に走り回り、全身を使った激しい身体表現をロンドン公演を含む長期間にわたって完遂。この公演期間中、目撃した観客から一斉に上がったのが「足が異常に綺麗」「無駄な肉が一切ないアスリートのような脚線美」という驚きの声だった。膝上がすっきりと引き締まり、足首がきゅっとくびれた脚のラインは、過酷な舞台稽古と公演の賜物である。
そして、その磨き上げられたスタイルが世界規模で証明されたのが、大晦日の『NHK紅白歌合戦』における司会姿だ。歴代の紅白司会で見せたドレス姿は、日本のトップスタイリストたちが彼女の魅力を最大限に引き出すために仕立てた最高峰のオートクチュールだった。デコルテを大胆に開けたオフショルダーのイブニングドレスや、深いスリットから覗く美脚は、小柄であることを完全に忘れさせるほどの圧倒的な神々しさを放っていた。「橋本環奈のドレス姿は海外セレブに引けを取らない」と絶賛された背景には、20代を通じて鍛え上げられた本物のプロポーションの裏付けがあったのだ。