森田望智(もりた みさと)は1996年9月13日生まれ、神奈川県出身。小学生時代からクラシックバレエに打ち込み、厳格なレッスンを通じて培った姿勢の美しさと表現力を武器に、2011年にCM出演で芸能界入りを果たしました。数々のドラマや映画の端役、オーディションに落選し続ける下積み時代を経験しながらも、愚直に演技の基礎を磨き続けてきた叩き上げの表現者です。
『全裸監督』でアジアコンテンツアワード最優秀新人賞を受賞した後は、TBS系金曜ドラマ『恋する母たち』での妖艶な悪女役、TBS系『妻、小学生になる。』での複雑な感情を抱えるOL役、テレビ東京系『雪女と蟹を食う』など、作品ごとにまったく異なる顔を見せ、「作品の質を一段引き上げる名バイプレイヤー」として業界内の信頼を盤石にしていきました。
そして2024年、彼女の演技人生を決定づける代表作となったのが、NHK連続テレビ小説『虎に翼』です。演じた猪爪花江は、主人公・寅子の親友であり、後に寅子の兄・直道と結婚する女性。一見すると昭和初期の従順な「良妻賢母」でありながら、家庭を守るためのしたたかさや計算高さ、家族を失う悲しみを乗り越える強靭な母性を見事に体現。「花江ちゃんの涙に泣かされた」「家族の要としてこれ以上ない名演」と毎朝のSNSトレンドを席巻し、国民的女優としての評価を完全に確立しました。
2026年現在も、彼女の快進撃は止まりません。映画や配信ドラマの主演作が相次ぎ、どのようなジャンルの世界観にも完璧に溶け込む柔軟性は、映画監督や脚本家たちから「いま最もキャスティングしたい女優の一人」として絶大な支持を集めています。