「大迫半端ないって」元ネタの全貌と現在|伝説の真実と感動の裏側

「大迫半端ないって」元ネタの全貌と現在|伝説の真実と感動の裏側

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高校サッカー界の伝説として一部の熱狂的なファンの間で愛され続けていたフレーズが、日本中を揺るがすメガトレンドへと変貌を遂げたのは、発言から9年が経過した2018年6月19日のことである。

サッカーロシアワールドカップ・グループステージ初戦。日本代表は過去の対戦で苦杯を舐めさせられていた南米の強豪コロンビアと対戦した。1-1で迎えた後半28分、本田圭佑の左コーナーキックに頭で合わせ、決勝ゴールをネットに突き刺したのが、他ならぬ大迫勇也だった。

劇的な金星を挙げた瞬間、ロシア現地サランスクのスタジアムのスタンドに、中西主将の泣き顔の似顔絵イラストがプリントされた大迫半端ないってTシャツやフラッグが一斉に翻った。SNS上では「#大迫半端ないって」のハッシュタグが分速数万ツイートの勢いでトレンド世界1位を記録。民放各局のワイドショーやニュース番組もこぞって2009年のロッカールーム映像を再放送し、日本中のお茶の間が「元ネタ」を知ることとなった。

この爆発的な盛り上がりを受け、同年の「2018 ユーキャン新語・流行語大賞」では見事にトップテンに選出。しかし、主催者側が受賞者を打診した際、発言者である中西氏も大迫選手も表彰式への登壇を辞退し、受賞者は「該当者なし」となった。この辞退劇こそが、当事者たちが抱く矜持と良識を如実に物語っている。

佐藤 大輔
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佐藤 大輔

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