不慮の事故や急病。一刻を争う事態に真っ先に対応するのが、同院が誇る救命救急センターだ。運ばれてくる患者の症状は多岐にわたり、一筋縄ではいかない症例も多い。
「救急搬送の要請を断らない」という強い信念のもと、救急科の医師や看護師、検査技師が一丸となって処置に当たる。深夜の緊迫した処置室で交わされる短く的確な指示。命の灯火を消すまいと奮闘するスタッフの表情には、一歩も引けないプロフェッショナルとしての覚悟がにじむ。過酷な勤務環境と隣り合わせでありながら、彼らが現場に立ち続ける理由。そこには地域医療を守るという使命感以外の何物でもない。